理研式亜硫酸定量装置 食品添加物分析法準拠

食品衛生機器

通気蒸留装置

本器は、(社)日本食品衛生協会が発行する《食品衛生検査指針》の食品添加物分析法(2003年改正)に基づき、弊社独自の技術で開発した装置です。
発売以来、全国の官公庁の食品検査所や企業の研究所等でご好評をいただいております。
本試験法は、かんぴょう・ほしあんず・ほしもも・ほしパイナップル・果実酒・及び天然果汁等の定量分析に適合しています。

AR-20 亜硫酸定量装置 通気蒸留装置

AR-20

特長

  • 操作が簡単で扱い易い

    作業性に優れ、操作は楽々です。

  • バーナー仕様です(マントルヒーター仕様は特注にて承ります)
  • 二酸化硫黄(S02)の回収率が良好

    窒素ガスの通気により、SO2の回収率が良好で、再現性に優れています。
    窒素ガスの流量調節も簡単です。

  • コンパクト設計

    コンパクト設計で、設置場所を取りません。

  • ガラス部品

    ガラス部品は、破損しにくく耐久性に優れています。
    また、共通摺り合わせ(透明摺り)なので、互換性があります。

仕様

AR-20 亜硫酸定量装置 通気蒸留装置

試料

かんぴょうは細切したもの1~2g、ほしあんず・ほしももでは細切叉は塊状にならぬように注意してすりつぶしたもの2~4g、ほしパイナップルでは細切したもの4~6g、果実酒では6~10g、天然果汁では15~20gを取り計料とする。

試験法A(アルカリ測定法)

予め図l7-1の通気蒸留装置を組み立て、フラスコ(A)にO.3%過酸化水素溶液10mLを入れ、メチルレッド・メチレンブルー試液3滴を加える。次に0.01mol/L水酸化ナトリウム溶液1~2滴を加え、装置に取り付ける。フラスコ(B)には試料の一定量を精密に秤量して加え、エタノール2mL、液体食品以外の場含は水20mL、更に消泡用シリコーン油2滴及びリン酸溶液(1→4)l0mLを加え、速やかに装置に取り付ける。窒素ガスを流量計(G)を通じて、0.5~0.6L/分の速度で通気しながら、ミクロバーナー(D)の炎の高さを4~5cmとし、フラスコ(B)を約10分間加熱する。次にフラスコ(A)を外し、試料液とする。

試験法B(比色法)

予め図17-1の通気蒸留装置を組み立て、フラスコ(A)に0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液20mLを入れ、装置に取り付ける。次にフラスコ(B)に蒸留水2OmL、5%ジメドンエタール溶液1mL、アジ化ナトリウム溶液(1→100)1mL、エタノール2mL、消泡用シリコーン油2滴及びリン酸溶液(1→4)10mLを入れ、装置に取り付ける。窒素ガスを流量計(G)を通じて0.5~0.6L/分の速度で5分間通気する。次にフラスコ(B)を外し、試料2gを正確に量り、速やかに入れ、再び装置に取り付け、窒素ガスをO.5~O.6L/分の速度で流しながら、ミクロバーナーの炎の高さを4~5cmとし、フラスコ(B)を約10分間加熱する。次にフラスコ(A)を外し、試料液とする。

※(社)日本食品衛生協会抜粋

AR-20 亜硫酸定量装置 通気蒸留装置

部品名称及び規格

AR-20 亜硫酸定量装置 通気蒸留装置

価格表

AR-20 亜硫酸定量装置 通気蒸留装置